振袖の柄に込められた意味って?~自然や風景の文様~
振袖選びは色や柄など種類も豊富なので迷ってしまいますよね。振袖の柄には昔から様々な願いや想いが込められています。今回は自然現象や風景をモチーフにした文様をご紹介しますので、振袖選びの参考になさってくださいね。
◆青海波(せいがいは)
扇状に広がる波の文様が穏やかな大海原を感じさせる青海波は、幸せが未来永劫続くように、人々が平和に暮らせるように、という願いが込められています。
◆流水文様(りゅうすいもんよう)
絶えず流れる水は、常に清らかであること、苦難や災厄を流し去ってくれるとされています。
◆観世水(かんぜみず)
渦を巻いたような水の文様は、常に新しく変わりながら姿をとどめている水の流れから、代わり続けていく未来を表しています。
◆波・波頭(なみがしら)
繰り返し寄せては返す波は、永遠、不滅、誕生、長寿の意味が込められています。
◆雲取り(くもどり)
雲は形や色を様々に変えることから、良いことが起こる兆しとして用いられています。さらに、次々に沸き立つ様子から「不老長寿」の意味も込められています。
◆ヱ霞(えがすみ)
霞も雲と同じように神聖なもの、吉祥という意味が込められています。
◆雪輪(ゆきわ)
雪の結晶を表した特徴的な文様です。雪は五穀の精といわれ、豊作の象徴とされています。
いかがでしたか?振袖ハウス仙台では、色・柄など種類豊富に取り揃えておりますので、ぜひお気に入りの柄を見つけてみてくださいね。
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